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学校イベント・活動

ヌードデッサン(木炭)、ユニバーサルデザイン、楽書[夏期特別講座 3日目]

9月3日(水)、夏期特別講座3日目の様子です。

「ヌードデッサン(木炭)」
受講者:1年生、2年生(全校生)

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初日に引き続き、講師は洋画家 遠藤賢太郎先生です
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使う道具は木炭や布、食パン等。パンは消しゴムの代わりに使用します
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中山先生にもご指導いただきました
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個性的に描かれたデッサン
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今回は同じポーズのモデルを2時間集中し、描き続けました
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木炭での調子の付け方や形の捉え方を実際に描いてご指導いただいてます
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「どんなの描いたの?見せて〜!」
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木炭デッサンって楽しい!

「初めてのユニバーサルデザイン」
受講者:ビジュアルデザイン科1年、環境(建築)デザイン科

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講師:結城玲子先生(山形ユニヴァーサル・デザイン研究会 代表、ほか多数の会に所属されています)
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「ユニバーサルデザインって何?なぜ必要?」多様な人が快適に暮らす社会が、今求められています。

「公共空間とユニバーサルデザイン 〜公共施設のデザインのしかた〜」
受講者:環境(建築)デザイン科

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講師は引き続き結城先生。設計に関するお話を中心に講義いただきました。(株式会社クラフト取締役およびデザイン設計室長・主任デザイナー)
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街へ出て、公共空間のユニバーサルデザインを学びます。「点字ブロックを黄色にする必要はあるだろうか。この色は景観に配慮しているだろうか。」
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昔作られた、石が敷き詰められた盛り上がった道、低いベンチ。利用者にとって不便であっても、全てをユニバーサル化することはできない。
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境内にある公衆トイレ。このトイレは結城先生が設計されました。使い易く、入り易い。その設計のポイントをご説明いただきます。
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「光を取り入れた開放的な設計をして喜んでもらえることがある一方、防犯の面で受け入れてもらえないことがある。」設計の難しさを感じます。
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公園の遊具設置にかかる金額はおよそ2,000〜3,000万円だそうです。設計という仕事は、やりがいも責任も大きい仕事です。

「楽書 ~らくしょ~」
受講者:ビジュアルデザイン科2年

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講師:岡部陽子先生(楽書主宰、書家)
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心を楽にして、まずはじめに「花の香」と書いてみましょう。
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「こう書くんですよ〜。ね、簡単でしょ?」……簡単!?美しく、しかも早い筆運びに驚愕!
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「書道具を使うのは久しぶり。」「懐かしい!」「楽しい!」。新聞紙を開き、墨汁を硯に流し込み、筆を手にすると昔を思い出し、みんなの気持ちが高ぶります。楽書は心を表現するもの。形を作ることが重要です。まずは見本を元に、実際に書いてみます。
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何度か練習後、色紙に書き、名入れします。先生が一人一人の名前を聞き、見本を書いてくださいました。
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今度はそれぞれの書きたい字を先生が聞き取り、見本を示し、学生がそれに倣って書く練習です。「必ず勝つ」
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「お許しください」。何でも許してしまうような、謝罪の意を強く感じる筆運びです。
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頑丈そうな「ぶんちん」。書きたい字に合った太さや形、筆運びをすることが大切とのこと。

☆先生のホームページはこちら
楽書 〜心やすらぐ書の空間〜 岡部陽子

[夏期特別講座 4日目へ続く→]