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学校イベント・活動

顔が100個、全部で2,000個以上!〜デザイン技法〜

夏休みと夏期特別講座が終わり、通常授業が再開しました。
ビジュアルデザイン科1年生の授業「デザイン技法」の様子です。

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いったい何が起きたのか、デッサン室が白線で埋め尽くされています。
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みんなこの白線をじっと見ています。近くで見てみると……
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無数の顔です。それも同じ顔は見当たりません。これがびっしりと並んで白線のように見えていたんですね。
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百面相という課題の講評の様子です。夏休みを利用して日々描いたもので、絵には描いた日も記されています。
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同じ作者が描いた物でも日によって違うタッチで描かれることがあり、見ていておもしろい。
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作者の成長ぶりが伺える100名分の顔のイラスト。こうして少しずつ力をつけていくんですね。

約1ヶ月かけて、1人が100名分の顔を描いた課題です。
画材は限定せず、その日の気分によって変更してもよく、日々さまざまな画材や技法を楽しむことを目的に行われています。

顔の描き方も千差万別。使った画材も人それぞれ。アナログ作業はそのときの感情・気分が表に出やすく、集中力を要します。だからこそ感じる手描きならではのあたたかさ。そんな表現することの魅力を再確認できた課題でした。