卒展

第44回卒展

  • 2月13日(水)〜17日(日)
  • 10時〜17時(最終日は16時)
  • 入場無料

ご来場、ご協力、ありがとうございました!

卒展の五日間、来場者の皆様から激励の言葉やお褒めの言葉、質問や提案、改善点の指摘などをいただきました。それらは制作者として、かけがえのない経験となりました。

ご来場いただいた皆様、およびご協力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

受賞作品をまとめました。どうぞご覧ください。

受賞作品のご紹介

最優秀賞 環境(建築)デザイン科
佐藤 崇成「V.V.VR」
VENTURE VICTORY VIRTUAL REALITY 〜冒険的勝利の仮想現実〜
V.V.VR

私は場外馬券売場を設計、デザインしました。
元々、上山市には競馬場があり最盛期には市の観光の中心としてとても賑わっていたそうです。今は廃止されて跡地には工場ができてしまいました。跡地の近くに場外馬券売場があるのですが、現在は人気でレースがあると人がたくさんいます。
そこで、上山市の第2の馬券売場として競馬のイメージを残しつつも最新技術を使ったVRでのレース体験を提供したいと考えています。上山市の温泉も活用して屋上には露天風呂を設置して特別な雰囲気を出しながらも家族で行きたいと思えるような複合型の場外馬券売場になっています。
上山にはないような外観を目指して設計しました。

優秀賞 ビジュアルデザイン科
金子 千夏「ことばの花束」
ことばの花束

「あなたの日常に花を添える」をテーマにした、模様を自分でカスタマイズできる花束型の名言付カードを制作しました。

不安を抱えやすい人や背中を押して欲しい人に対して、何かできることはないかと考えて、このカードが生まれました。模様を入れ替えられるので、自分好みにカスタマイズできます。お気に入りの一輪を作ることで、その人にとってお守りや宝物のようになってくれるといいなと思っています。「ことばの花束」をきっかけに自分のことを労ったり励ましたりして欲しいです。

優秀賞 ビジュアルデザイン科
齊藤 みき「齊藤林檎園ブランディング計画」
齊藤林檎園ブランディング計画

私は20年間、農家の両親の元で育ちました。現在、兄は農家を継いで一家で日進月歩しながら、お客様に美味しくて安全な果物を食べていただきたいと、誇りを持って果物を育てています。そんな両親と兄を私は尊敬しています。我が家の果物は私の一番の好物です。

しかし現状は、安心と安全にこだわって美味しい果物を作っているのに「東根産」とひとくくりに販売されています。両親と兄の苦労やこだわり、個性などはほとんど見えません。私はこの現状に疑問を感じ、デザイナーとして農家である家族にできることはないのだろうか、という思いからこの「齊藤林檎園ブランディング計画」を始めました。

 齊藤林檎園の理念や価値を形にする作業はとても大変でしたが、改めて農家という職業の大変さや素晴らしさを実感しました。また、この制作を通して私自身もデザイナーとして成長できたと思います。

優秀賞 環境(建築)デザイン科
佐藤 拓朗「Friendly Institute Library」
Friendly Institute Library

 南陽市にある白竜湖が現在どのような状況にあるのかご存知でしょうか。環境問題の真っ只中にあり、近い将来消滅するとさえ言われています。放っておくわけにはいきません!

 今回私はそんな白竜湖を存続させるための事と研究・管理施設と多くの人が集まれるような図書館を計画しました。
 建物自体が開放的なデザインになっている事と、一般の方々も研究室を見ることが出来るので“Friendly”とつけました。

準優秀賞 ビジュアルデザイン科
小笠原 朱音「オガ商会」
〜怪しいもの作りました〜
オガ商会
 

オガ商会は「日常にちょっと変わったものがあると生活がすこーし楽しくなるかもしれない」をテーマに不思議な商品を秘密裏に販売する架空の企業です。

この作品を作ろうと思ったきっかけは幼少期の思い出です。
プラスチック製の模造の宝石を集めることが好きで眺めるだけで楽しかったことを覚えています。今では少なくなりましたが今でも不思議なものに触れるとときめきを感じます。
オガ商会の商品を通し、ご来場いただいた方にも不思議なものに触れて、ひとときの間でも楽しんでいただきたいと思い制作しました。

準優秀賞 ビジュアルデザイン科
小関 優季乃「一辞十感」
お酒の手書き文字ラベル
一辞十感

 文字は人々の生活に欠かせないものです。今はパソコンやスマートフォンで簡単に文字を打ち、すぐに相手に送信できてとても便利ですが、手書きの文字は同じ言葉でも書き方によって表情を変え、見た人に様々な印象を与えます。

 私はこの作品で文字の表情の豊かさ・温かさを知ってもらいたいと思い、贈り物として2つの言葉で各10種類のお酒のラベルを制作しました。
 大切な人に贈り物をする時に「どんな気持ちで贈り物をするのか」と考えてみてください。そしてその気持ちにあった手書き文字のラベルを探して見ていただけたらと思います。

準優秀賞 ビジュアルデザイン科
杉村 萌「山形土産、いなごの佃煮のパッケージデザイン」
山形土産、いなごの佃煮のパッケージデザイン

私は山形のいなごの佃煮のパッケージデザインをしました。
市販で売られているいなごの佃煮のパッケージのほとんどが透明なプラスチック容器に詰め込んでいるだけなので、いなごの姿が直接的に見えてしまい、手に取りづらい印象を受ける人がいるのではないかと思ったのがきっかけです。
初めて見る人でも手に取りやすく、山形のお土産として気軽に買っていけるようになってほしいです。

また、味のバリエーションも生姜、柚子を追加して計3種類のパッケージデザインをしました。 実は昆虫食の栄養価は高いので、いなごの佃煮をきっかけとして、昆虫食に興味をもっていただければ幸いです。

準優秀賞 環境(建築)デザイン科
菅野 大和「音楽園(+Strange hole)」
〜音楽複合施設〜
音楽園(+Strange hole)

私は音楽が好きで、音楽ホールを設計したいと思ったのが始まりです。そこから「普通の音楽ホールでは面白くない」と感じ、この音楽園の計画に変わっていきました。
ぜひ作品をご覧ください。

ところで音楽と一概に言いますが、皆さんはどんなジャンルを好むでしょうか。私は主にヴィジュアル系バンドを好んで聴きます。所謂バンギャです。最近ですね、本命が尊くて尊くて仕方がないんですよ!アルルカンというバンドのボーカル・暁くんなんですけど、ライブではとても格好良くてめちゃくちゃ煽るのに、インストアイベントや動画では無邪気で天然だったりしてもう本当にギャップ萌……あ、文字数が

学校長賞 ビジュアルデザイン科
小林 瑠音「星来亜乙女」
セーラー服を気軽に
星来亜乙女

今現在、セーラー服を私服として着るには少し抵抗があるイメージがあります。女の子っぽすぎるものやロリィタ服に近いようなデザインが多いからだと考え、私は普段着として気軽に着れるものを提案し自分も着てみたいなと思ってもらえるようなブランド作成、広告ができたらという思いで制作しました。
気になってはいるけど勇気が出ないという方や、挑戦してみたいけどきっかけがないという方にぜひ着てみて欲しいです。

もっと気軽にセーラー服を着てみませんか?憧れを憧れで終わらせず自分の好きをまっすぐに表現しましょう!

一年優秀賞 ビジュアルデザイン科
永瀬 皆実「とろ〜り茜姫」
市町村名:東根市
ターゲット:贈答品を購入したい方

とろ〜り茜姫

和風で高級感ある梅のお菓子であることを一目で伝えるために、背景は黒、商品には赤とピンクの和紙を使用しました。後ろには、緑茶と梅の花を添えてより高級感を出しました。
文字で梅の食感が伝わるように、「とろ〜り」の文字を崩して配置し、色をグラデーションにして表現しました。

一年優秀賞 環境(建築)デザイン科
渡会 光佑「隙間横丁」
〜迷い込んで巡る場所〜
酒田市(映画『おくりびと』の撮影地『旧割烹小幡』の隣)

隙間横丁

『迷い込んで巡る』がこの施設のコンセプトになっています。
迷うということは、一般的にはピンチであり状況的には良くないことです。しかし、好奇心で知らない場所にわざと迷い込むのはその場所に何らかの魅力があるからだと思います。

私は『隙間』を魅力として建物に取り入れたいと思い、建物と建物の間に隙間を作りました 。隙間の魅力というのは、何かと何かの隙間にはさまれてることで見える世界が限定されて違う世界へきたようなワクワク感だと思います。
この施設では、狭い隙間の中を多くの人が行き来するので、他人との距離が近くなるはずです。その中で友達ができたり恋人ができたりなど人と人の出会いのきっかけになるような場所になってほしいです。

佳作 環境(建築)デザイン科
金子 未波「透明館」
丸池様の淵に建つ展望の館
山形県遊佐町

透明館

神秘的な姿から地域住民にも観光客にも愛される池である「丸池様」は、私の地元になくてはならない存在です。ところが、少し前から進入禁止のところに入ったり、丸池様の水を飲んだりする人がいると耳にしました。そこで、池に容易に近づくことができる問題を解決するために、進級制作の対象としてこの場所を選定しました。

RC造(鉄筋コンクリート造)の半球型の「透明館」は、上から土を被せ、出来るだけ人工感を無くし目立たないように配慮しています。内部もホールとトイレのみに抑えました。上は歩けるようにして、スロープにフェンス代わりのガラスを配置してアプローチとしました。

佳作 環境(建築)デザイン科
長谷川 桃花「烏帽子観桜台」
桜とともに赤湯の良さを発見する展望台
烏帽子観桜台

南陽市には美味しい物や歴史的な建物がたくさんある。
その中で、「桜」が市の木として登録している事に注目し、温泉街や祭りが行われ、「千本桜」として有名な烏帽子山の桜を核として選定した。
「物」の見る高さや位置を変える事で、今までの物の見方・感じ方が変わり新しいことを発見できるのではと考えた。

そこで、各スペースに高低差を設け「立つ」「しゃがむ」「座る」などの様々な動作で変わるよう設計し、また成長した木と若木を植え若木の成長と自分の成長をくらべながら自分を見つめ直せる場所として設計した。
そして、核の桜と共に赤湯の街並みも見て赤湯のいい所を再発見出来るよう思いを込め『烏帽子観桜台』と名付けた。

佳作 環境(建築)デザイン科
長谷川 桃花「Photo Complex Cube」
アマチュアからプロまで使えるフォトスタジオ
「商業施設概論」授業課題作品

Photo Complex Cube

様々な大きさや形の直方体が重なってできている、塔のようなフォトスタジオです。
個々の直方体は多種多様なスタジオで、そこで撮影した写真をすぐに直方体のガラス(外壁)に取り付けられたリアスクリーンに投影することで、屋外に対して見せることができます。
商業利用や記念日、貸切パーティーなど、屋外へのアピール用途に最適です。
思い出作りに、好きなパーツを使用した自分だけのフォトフレーム制作サービスも提供しています。

講師会賞
佐藤 華純(ビジュアルデザイン科 1年生)
優れた作品制作に対する賞
ピクセルカレンダー

一年間を通して各授業において優れた作品を制作していることに対する賞です(写真:授業「イラストレーション」の課題「ピクセルカレンダー」)

第44回 山形デザイン専門学校 卒業進級制作展

後援/山形県教育委員会・山形市教育委員会

ポスターデザイン:金子千夏(ビジュアルデザイン科 2年生)