カテゴリー
デザイン(採用・受賞・協力)

牛肉店のロゴマークデザイン

■相談者 :辰巳屋牛肉店(南陽市赤湯754-1)
■デザイン:鈴木綺(ビジュアルデザイン科2年)

提案したロゴマークが採用され、店舗看板になりました

「辰巳屋牛肉店」様よりロゴマークデザインの相談を受け、ビジュアルデザイン科2年生が提案しました。

同店は創業120年以上の食肉販売店で、モットーは「固い信用、柔らかい肉」。牛は米沢牛、豚は置賜産枝肉を中心に、コロッケなども販売しています。「お客様を裏切らない商いをしてきたが、今後は時代に合わせていい意味で裏切っていきたい」との意向から、肉屋っぽくないが肉屋だとわかり、シンプルで、アルファベット表記のロゴマークを作りたいと相談を受けました

オリエンテーション、デザイン制作、プレゼンテーションを経て採用された、このデザインのポイントは3つです。

1. 肉屋と認識しやすい
2. 他と被らないデザインである
3. 堅苦しくなく温かい雰囲気、柔らかい肉を思わせる曲線を使用

肩肘張らずに入店できそうな印象のロゴ。創業年の西暦が信頼の証です。

店舗看板をはじめ、シール、テープなど多種のアイテムに順次展開されます。

「いい肉が食べたい!」
そんな時は南陽市の辰巳屋牛肉店(TEL.0238-43-2029)様へご来店ください。牛のロゴマークが目印です。

カテゴリー
デザイン(採用・受賞・協力)

「菊ってどんな味?」 食用菊のパッケージと出荷用ダンボールをデザイン

■相談者 :さがえ食用菊生産組合(山形県寒河江市)
■デザイン:鈴木綺(ビジュアルデザイン科2年)

画像クリックで拡大します

県内外で販売する「寒河江市特産 食用菊」パッケージデザインの相談を受け、ビジュアルデザイン科2年生がデザインとプレゼンテーションを行いました。

山形県の食卓に菊が並ぶことは珍しくありませんが、一部を除く他県では菊を食べる習慣がないので「菊って食べられるの!?」と驚かれます。そこをセールスポイントにしようと、次の3つを意識し「一度食べてみようかな」と思わせるデザインを提案しました。

1. 野菜売り場で見かけないピンク色を使い、注目を集める
2. 購入を迷う方の背中を押してくれる可愛らしいイラスト
3. 初購入の方も安心! 裏面に保存方法やレシピを記載

買い物客(主に女性)の目を引くこの商品。県内外から「スーパーで見かけました」という声をいただいています。

菊は収穫時期に限りがあるレアなたべものです。観光や出張で山形にお越しの方は、土産にいかがでしょうか。ぜひお試しください。

カテゴリー
学校イベント・活動

学ぶって楽しい! 〜夏季特別講座2017〜

8月28日〜31日の4日間、学外から講師をお招きし特別講座を行いました。ものづくりに関わる知識と技法をはじめ、発想の仕方、仕事への向き合い方など、多くの新鮮な学びがありました。その講座内容を授業順に紹介します。

「日々の暮らしと表現と」 ウメチギリ先生(ちぎり絵作家)
和紙によるちぎり絵表現を学びました。思い通りにちぎるのが案外難しかったです。ちぎり絵は、あたたかみのある表現にぴったりです。
「映像デザイン」 加藤到先生(東北芸術工科大学 映像学科 教授)
動画の面白さをフェナキストスコープ(驚き盤)等で体験しました。円板には絵が順に描かれており、回転させるとそれが動いて見えます。
「藤庄印刷株式会社様の見学」 巨大な印刷機が高速に稼働する様に圧倒されました。誠実に正確に仕事に向き合う姿勢にも学ばされました。
「進和ラベル印刷株式会社様の見学」 お客様へ最適な印刷方法やデザインを提案する積極性と、小事こそ大事と考える姿勢に学ばされました。
「似顔絵の世界」 がんじー先生(似顔絵作家)
先生による似顔絵実演の後、先生や友人の似顔絵を描いてみました。「似てる!」「嬉しい!」といった声が挙がり、教室には笑顔が溢れました。
「建築模型の撮り方」 田桐邦生先生(本校講師)
魅力的な写真を撮るには、シャッターを押す前のセッティングが大切です。模型の配置、光の当て方、遠近感の付け方等を学びました。
「造形デザイン」 木原正徳先生(東北芸術工科大学 芸術学部長 美術科 洋画コース 教授/洋画家)
小さな白いボード上に名画のコピーを自由に切り貼りし、オリジナル名画を制作しました。リラックスしながら偶然が生む創造を楽しみました。
「20代で制作会社を起業した社長から学ぶ選ばれる“クリエイター”になるコツ」 小山恒二先生(HanaCinema株式会社 代表取締役)
選ばれるクリエイターになるための思考、姿勢、自己紹介のコツ、人間関係の築き方、プレゼンテーションの方法等を熱く伝授いただきました。
「ヌードデッサン」 遠藤賢太郎先生(山形大学名誉教授・洋画家)
画家の中山光広先生にもご指導いただきました。的確な実技指導に加え、先生が褒めてくださるので楽しく描けたと大好評でした。
「ガーデンデザイン」 青木真理子先生(Radiant Green Garden)
植物の高低差による空間演出効果、建物と季節を考慮した植物選び、香りによるもてなし等、緻密な設計が生み出す空間美を学びました。
「銘木の話」 町田至先生(株式会社アトリエ欅代表取締役・木彫作家)
銘木店へ伺い、建築材料としての木を探究しました。講座内で4mの檜を鉋掛けする貴重な体験もしました。木の魅力を全身で感じた講座でした。
「パステルで想像の絵本の表紙を描く」 亀岡亜希子先生(絵本作家)
パステルの表現技法を教えていただきました。美しく豊かな色彩で描かれた先生の原画を拝見し、パステルの可能性を感じました。
「山形で自分をデザインする ~命名書ワークショップ~」 高橋美紀先生(とるねい堂デザイン)
命名書とは、贈る相手の名前を紙に書き、それをイメージした絵や言葉を添えたものです。「人をワクワクさせたい!」その気持ちが大切です。
「アルヴァ・アアルトに学ぶ北欧のデザイン」 香川浩先生(建築家、一級建築士、DOCOMOMO Japan幹事、スタジオ香川主宰)
デザインを届ける相手を思い、ものを作る心が建築家の一歩になる。世界的な建築家の設計論とスツール60の模型作りから、その心得を授かりました。
「チョークアート体験講座」 菊地友美先生(さくらぎ工房)
パンケーキをチョークで描きました。ほとんどの者がチョークアート初体験でした。黒いボード上に鮮やかな色彩が広がる様を楽しみました。
カテゴリー
デザイン(採用・受賞・協力)

「今年も行こうよ!」スポーツイベントのポスターをデザイン

■相談者 :山形市民スポーツフェスタ実行委員会
■デザイン:鈴木綺(ビジュアルデザイン科2年)

今回で第10回を迎える山形市のスポーツ振興イベント山形市民スポーツフェスタ」のポスターを、ビジュアルデザイン科2年生が提案しました。制作の様子や採用ポスターをご紹介します。

ポスターデザインの説明会
イベント会場を見学
デザインをする前にスポーツを体験。近場の公園へ移動する
ソフトボール、バドミントン等で汗を流す。運動は笑顔と会話を生む
次にアイデアを練り、形にする
デザインに使用するイラストを描く
本校を会場に一次選考会(発表会)
案の説明、採用のメリットを訴える
最終選考会場のスポーツセンター
選考に残った3名が提案
審査員に熱くアピール
審査員による投票の結果は…
採用ポスター。視認性が高く、注目されるデザイン

☆多彩なスポーツプログラムが盛りだくさんの「第10回 山形市民スポーツフェスタ」へ、ぜひご参加ください!
日 時:10月8日(日) 8:30〜
会 場:山形市総合スポーツセンター
参加料:無料

カテゴリー
デザイン(採用・受賞・協力)

ガラスに山形市をペイント!

■相談者 :荘内銀行 霞城支店
■ペイント:ビジュアルデザイン科1年 有志

井上詩緒里、今野美香、小林瑠音、佐藤夕夏、杉村萌、長谷川翔子

「これから描きます」
下絵をガラスに貼り、描く
マスキングし、塗っていく
集中し、ひたすら描く
完成が近づいてきました
一字一字、慎重に描きます
技術や集中力を要する、円と文字のペイント。曲線を塗るのは大変です
きれいな線で描けた山形市の町並み。左下の建物は文翔館です
ガラスと調和する、モダンで爽やかなペイント

7月26・27日の2日間に渡って、荘内銀行 霞城支店様の窓ガラスにペイントをしました。

「あしたをつくる、チカラになりたい。」をテーマに、山形市の街並みと空に広がる円を描きました。この図案は山形市の明るい未来を表しています。
ペンキは2色に限定。荘内銀行様のコーポレートカラーである黄と緑を使い「らしさ」を出すことにもこだわりました。

「荘内銀行 霞城支店」は山形駅西口地区に立つビル「霞城セントラル」内にあります。このビルは山形駅に隣接していて、駅の通路や、東口駅前広場から地下連絡通路を通って行くことができます。近くにお越しの際はぜひ見に来てください!

カテゴリー
デザイン(採用・受賞・協力)

柔道体験会のポスターをデザイン

■相談者 :山形県柔道連盟
■デザイン:今野美香(ビジュアルデザイン科1年)

クリックでイベント詳細ページへ

平成29年9月3日、山形県総合運動公園柔道場で開催される「親と子の柔道体験会」ポスターをデザインしました。

このイベントは、小学生及び未就学児とその保護者に柔道に親しんでもらおうと企画されたものです。ビジュアルデザイン科1年生の有志がデザイン提案し、今野美香の作品が採用されました。

安全に、気軽に楽しめるイベントであることを、柔らかくあたたかいイラストで表現したポスターです。

カテゴリー
デザイン(採用・受賞・協力)

第38回山形大花火大会ポスター原画 受賞!

7月27日(木)にホテルメトロポリタン山形にて第38回山形大花火大会当日の晴天と成功を祈願する「お天気祭り」が開催され、木村茜理(ビジュアルデザイン科2年生)が大会会長賞、山影早季(同左)が実行委員会長賞を受賞しました。

採用された木村茜理の原画は公式のポスターやチラシ、うちわ、入場券などに展開されています。お見かけの際は原画にも是非ご注目ください。

お天気祭りの様子
採用原画について取材を受けました。
お天気祭りの様子
会場入りし、式の流れを確認します。
お天気祭りの様子
登壇後のリハーサル中です。
お天気祭りの様子
開式前の二人です。
お天気祭りの様子
木村茜理が山形市長より感謝状授与。
お天気祭りの様子
そして山形市長と記念撮影。
お天気祭りの様子
緊張のスピーチです。
お天気祭りの様子
続いて山影早季が実行委員会長より感謝状授与。
お天気祭りの様子
そして実行委員会長と記念撮影。
お天気祭りの様子
最後に二人で記念撮影。お疲れさまでした。

★第38回 山形大花火大会★
日時:平成29年8月14日(月)19:00〜
場所:須川河畔 反田橋付近

公式ポスター

カテゴリー
デザイン(採用・受賞・協力)

花火のイラストがポスターに採用されました

■イラストレーション:木村茜理(ビジュアルデザイン科2年)

木村茜理が描いたイラスト
出来上がったポスター

第38回 山形大花火大会の公式ポスターに、木村茜理が描いたイラストが使用されました。大会テーマは「雅」。和なテーマにふさわしい、優美な花火のイラストです。

大会は平成29年8月14日(日)、須川河畔 反田橋付近で開催されます。山形の夏の夜を豪華に彩る大花火をぜひご覧ください!

カテゴリー
先生方のデザイン・活躍

日本酒のラベルをデザイン

■商品名 :純米大吟醸 紅花屋重兵衛 雪女神
■デザイン:田桐優子先生

青と銀が光る、降雪を描いたラベル

古澤酒造様(寒河江市)が製造する「純米大吟醸 紅花屋重兵衛 雪女神」のラベルを田桐先生が担当しました。

このお酒は山形県産酒造好適米の新品種「雪女神」を100%使用した、芳醇な香りとすっきりした味わいの高級酒です。価格は720ml入りが2,925円、1,800ml入りが6,280円(税抜)。酒屋、物産館、大手百貨店で販売予定です。是非ご賞味ください。

カテゴリー
学校イベント・活動

一流を知る旅 〜バスハイク2017〜

○行き先
東京 都内散策
(自由に展示会を鑑賞)
ホテルオークラ東京別館 宿泊
CCGA現代グラフィックアートセンター「松永真ポスター展」

6月1日〜2日までの2日間、「一流を知る旅」をテーマにした一泊研修旅行が開催されました。
初日は東京の展示会、二日目は「松永真ポスター展」を鑑賞し、数多くの一流と出会ってきました。その様子を写真で紹介します。

バスに乗って東京へ出発
羽生PA(鬼平江戸処)で休憩
驚愕のご飯「一本うどん」
赤提灯が賑やかな土産コーナー
ホテルオークラ東京別館に到着
棟方志功デザインのロビー壁画
オークラ・ランターン、亀甲紋、菱紋、銀杏紋など、伝統美に溢れる空間
東京散策へ出発。新緑が美しいストリートを抜け、地下鉄へ向かいます
ミュシャ展 スラヴ叙事詩/国立新美術館
小さい絵でも約4×5m、大きい絵では6×8mにも達する圧倒のサイズ
ロマン・チェシレヴィチ 鏡像への狂気/ギンザ・グラフィック・ギャラリー
マーベル展 時代が創造したヒーローの世界 東京展/六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
大英自然史博物館展/国立科学博物館
東京トリックアート迷宮館
JAGDA新人賞展2017/クリエイションギャラリーG8
坂 茂:プロジェクツ・イン・プログレス/TOTOギャラリー・間
センスが光る建築意匠
街そのものが参考書になる東京
Galaxy Studio Tokyo/VRアトラクションを楽しめる期間限定施設
さまざまに学び、ホテルに戻ります。今日はここで就寝です
おはようございます。朝食です
豪華なバイキング
有名なフレンチトースト。口の中で溶けます
ホテルを後にし、2日目の目的地、福島県に出発
CCGA現代グラフィックアートセンターに到着
現代日本を代表するグラフィックデザイナー「松永真」のポスター展
ポスターやロゴのデザインが並ぶ会場。解説を受けながら鑑賞しました
作品一つ一つに込められた強い思いを感じます
ポスターを見て、制作意図に思いを馳せます
目にしたことのある商品や雑誌などのロゴ。これも松永真氏の仕事でした
ロゴデザインの難しさがわかるからこそ、氏の仕事のすごさが伺えます
数々の一流に触れ、ものを作る時の心構えや考え方、技術などを学べました