
サイトユフジ先生(イラストレーション/デザイン技法担当)
会期:2007年12月7日〜25日
会場:ぎゃるり葦(山形市)
第3回目となるこの展示会に、県内外6人の作家が参加し、サイト先生はテンペラ混合技法、ミクストメディアの新作4点を出品しました。
11月25日に行われたこの検定に、環境デザイン科2年の吉村志保(南陽高卒)が3級に合格しました。検定で修得した知識が今後の活動に大いに役立つことでしょう。
中山光広先生(デッサン/美術・デザイン史/デザイン基礎担当)
会期:2007年11月2日〜12月9日
会場:国立新美術館(東京都)
第1回文展から100年の節目を迎える日展が、会場を東京都美術館から六本木の国立新美術館に移行して開催され、中山先生の作品が第2科(洋画)で昨年にひき続き入選しました。この作品は室内の静物と外を流れる最上川の風景で構成した油彩画で、時間の流れに対する様々な想いがこめられています。
本校、学校法人山形デザイン専門学校は1976年に旧山形デザイナー学院から改称し2006年に30周年を迎えました。この新たなスタートとなる2007年に、本校創立者である故加藤繁雄前理事長、故加藤隆巳前校長の偉業と功績を讃え後世に伝え継ぐために記念碑を建立しようと有志が計画し実現されました。
同年10月21日(故加藤隆巳前校長ご命日)にその記念碑の除幕式が行われ、加藤静子学校長らが除幕しお披露目されました。また当日は記念碑をデザインした卒業生の山澤健一さん[(有)オカダデザイン勤務・平成12年度卒]に表彰状が贈られました。
記念碑は円錐形で、タイルとブロンズで製作されました。未来への飛翔を願いタカの像を取り付け、プレートには“山形から世界へデザインをーDesign , from Yamagata to the World”の文字が刻まれています。これは故加藤隆巳前校長がデザインを学ぶ若人たちへ伝え続けたメッセージです。記念碑が建立され、この志を継承しようとする想いがより一層強いものとなりました。
香川浩先生(都市デザイン/建築意匠担当)
国道13号線と山寺街道の交差点を立体化するにあたり、PI方式(Public Involvement、パブリック・インボルブメント)という方式でデザインがすすめられています。これは、事業の過程で地域住民・利用者に情報を公開し、広く意見を募りながら計画に生かす手法で、道路としての機能だけでなく、生活の背景となる環境づくりを目指すものです。橋梁部のほか、擁壁、地下道、歩道のファニチャーなどを総合的にデザインしています。香川先生は第3者機関で構成する「改良検討委員」として公平・中立な立場で客観的に助言等しています。